賓日館。

二見立石浜を眺める佳き場所に在る賓日館という素敵な建物。
1887年、明治20年に明治天皇のお母上、英照皇太后ご宿泊の為に建設され、
その後、皇室の方々が避暑や療養に滞在された。

玄関の灯りがとても良い。
日本のものではないように見える。

柄の入ったガラスはただただ懐かしい。

窓ガラスも格子も欄間も美しい。

灯りが美しい。

120畳敷の大広間は本当に素晴らしかった。

大広間の灯り。

大広間からの眺め。

とても短い廊下の窓のガラス。

大きな窓際には決まって椅子と小さなテーブルが置かれている。
良い景色と寛ぎ。
この部屋に滞在された方々のことを想う。

伊勢に来て、時折見掛ける設え。
賓日館の中でも格式の高い部屋に。

右側は「賓」の丸瓦。

左側には菊の御紋。

階段の手摺りの上の灯り。

広縁には碁盤と将棋盤が並んで在る。
ここで数日を過ごすことができたなら、将棋を打つ時間も至福。

建物の中に小さな橋。
最初は屋根のない渡り廊下だったのかも知れない。

ここにも美しいガラス。

これは素敵だ。
襖の引手。

お庭から。

お土産に頂いた赤福店主の方の「伊勢だより」。

賓日館は穏やかで、懐かしく、ここでこのまま、と思いたくなる場所だった。
皇室の方々の過ごした場所は、どこを訪れても特別に心地良い。
同様の技術で広く残してはもらえなかったのか、と残念に思う。
今も暮らしの中に在ったなら。

二見浦、ここは訪れるべき土地。
いつかまた、きっと。

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