紫陽花、紫陽花。

さっきから、何年も以前に紫陽花のことを書いたものがあった筈なのに、と探すけれど、
ちっとも見つからなくていらいらする。
あぁ、どうして見つけられないの。
うまいこと書いてあったと思うのに。

雨の季節、今日は幼馴染の誕生日。
なかなか会えないけれど、「おめでとう、幸せな一年を」とお互いの誕生日に連絡をする。
一年てなんて早く過ぎてしまうのだろう。
彼女の小さな王子様はもうすっかり大きくなっているのか。

母の庭に青い紫陽花があった。
15年ほどすると花は小さくなり、色が薄れてしまった。
今も咲いているだろうか。

線の端から端まで各駅停車で30分ほど、急行に乗れば16分。
梅雨の季節は線路の両側に紫陽花が咲く。
「線路の両側に紫陽花を植えましょう」と最初に言った人はロマンチストだと思う。
お陰で鬱陶しい季節をきれいだと思って過ごすことができる。

昔ながらの濃い紫色の紫陽花が好きなのだけれど、あまり見掛けなくなった。

紫陽花、雨に濡れてこそ美しい。

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