『ひたむきな天才、俳優・萩原健一さん』

紹介本:『ショーケン』(著者:萩原健一 講談社 2008年刊行)

私の周りには、「好きな俳優は、萩原健一さん」という人が多い。もちろん私もである。
いつから気になって、気になって仕方がない俳優になったのかさえ、覚えていないくらい、気がつくと萩原さんが出演している映画を観に行き、ドラマを楽しみにしていた。
2008年、刊行の本書は、当時57歳の萩原さんが自身の人生を振り返り、語った本で、発売初日に2冊、購入。1冊は友人の高橋和也さんに贈った。高橋さんもショーケンが好き。ふたりで飲んでいると、いつの間にか、ショーケンの話題となり「いいよね、『前略・おふくろ様』のあのシーン!」「『青春の蹉跌』の時の、あの歩き方!」「『いつかギラギラする日』の時の眼の動き!」などと言って、朝まで飲んでいる。
本書でも表紙のイラストは萩原さん本人が描かれているが、そのずっと前、直木賞作家・連城三紀彦氏の本の表紙・イラストを描いていたことも忘れられない。
はじめて、ショーケンの音楽を聴き、ライブに行ったのは高校生の時だった。
客層が高く、男ばっかりだった。それから30年以上、コントロール不可能の感受性が溢れ、その演技、音楽、絵画、表現の分野で活躍し続けている萩原健一さんを、今も見続けている。
この本の刊行から10年が過ぎた。萩原さんは67歳になり、今も精力的にライブとドラマに出演中。先日(2018年、3月25日)放送されたテレビドラマ『明日への誓い』は原案・主演である。
観ていたら、「カタヨリ荘・101号室」の住人、利重さんも出演、萩原さんと共演しているではありませんか!今度、ドラマのお話聞かせてください(祈願!)










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相原 透

相原 透(アイハラ トオル) 東京生まれ。20余年、都内書店勤務。その後、出版社に転職。 週刊朝日、IN・POCKET(講談社)、銀座百点、公募ガイド 等  雑誌に書評、著者取材・原稿、寄稿多数。 講談社文庫『光二郎 分解日記 相棒は浪人生』(著者:大山淳子 2017年刊行)の解説を書く。 『カタヨリ荘』の住人になれて嬉しくて仕方がない毎日。 好きな作家:池澤夏樹、沢木耕太郎、桜木紫乃、伊吹有喜、大山淳子、柚月裕子